「好きを仕事に」ってどういうこと?(3)

さて、メンバー4人がそれぞれ
「好きを仕事に、ってどーゆーこと?」
という、共通お題で記事を書いてきましたが、
私でラストです。

はっきりいって私は、

仕事が趣味です!

履歴書に書くなら、
趣味の欄は「仕事・飲酒」と書きたいところです・笑

仕事が趣味なのは、
私は社会人になってから、
好きなことでしか、仕事をしたことがないからです。

大学卒業時、私は小説家を目指していました。

大学生のときに、小さな出版社ですが、
賞をいただき、
「このまま頑張れば、なんとかなるんちゃう?」
と思っていた20代前半のナマイキな私は、
大学4年生のときに、まったく就職活動もせず、
バイトに明け暮れながら、
作品を書いていました。

で、大学時代には芽が出なかったのですが、
「社会人になったら仕事が忙しくなって、
小説が書けなくなってしまうのでは」と
思い、
期限付きでフリーターになることを
自分で決めたのです。

そのために、1年間生活が安定しなくても
なんとかなるよう、
130万ほど当時自分で貯金をしていました。
(大学生のときには、
親から生活費の仕送りがあり、
自分のバイト代もそこそこあったので、
結構貯金できたんですよね)

で、私は当時、
京都に住んでいたので、
昼間は京都駅の雑貨屋さんでバイトをし、
夜は木屋町のオサレ居酒屋でバイトするという
2重バイト生活を23歳のときに
送っていました。

そのときも、
バイト生活が結構楽しく、
また居酒屋のバイトは同年代の大学生ばかりで、
結局、仕事終わって、木屋町界隈で
遊びまくって→家帰って寝て→昼のバイト
という生活になり、
「あー、こりゃだめだわ」と
最初の「小説を書く」という時間が意外と取れないことに
気づき(何事も経験が大事ですね
一年が経つころには、
アパレルへの就職を考え始めました。

父からは、
「文章を書くのが好きなら、新聞社か出版社に
勤めろ」と言われていたのですが、
新聞社には興味がなく、
出版社も、本社は東京ばかりで、
東京に住みたくないと思っていた私は
(今は住んでいますがw)
「服が好きだし、アパレルにしよう!」
と、アパレル会社に何社か面接に行ったのです。

そのときも、
「このブランドが好きだから、このSという会社に
面接に行こう」という選び方をして、
4社うけて、
結局、オンワード樫山に決まり、
勤務を始めることに。
でも・・・私が配属されたのは、
メンズブランドだったのです
(まあ、メンズはメンズで楽しかったのですがね)

そして、20代後半になるころ、
もともと腰がよくないので、
アパレルの立ち仕事がだんだんきつくなり、
「ものを書く仕事がしたいなー」と思って、
28歳のときに一度アパレルの仕事を辞めました。

失業保険をもらったあと、
某媒体で業務委託契約が決まり、
そこから「ライター」という仕事を
始めたのです。

ちなみにこのとき、
最終面接で「動物占いではなに?」と聞かれて
「黒ひょう」と答えて採用になりました・笑
(1次面接では100名ほどいて、結局私ひとり採用でした)

当時、業界では猛獣系だと仕事を頑張るという
データがあったらしいです。
このときばかりは、この日に産んでくれた
母親に心から感謝しましたね

・・・ということで、私は
「好きなことしかやってない」と自分では思っていて、
仕事はとっても楽しいんです。

ただ、会社勤めのときには、
まわりの人間関係が「いやだなー」と思うことが
よくありました。

だって、残業代でないのに
「残業せずに勝手に帰るな」
とか、めんどくさいことを言われたり、
女子同士の付き合いとかも面倒で、
「あー、私は会社勤めは一生続けるのは
無理だなー」と思って、
フリーランスになり、2010年には会社を設立したのです。

2010年に「株式会社イエティ」という会社を
設立し、
当時は、フリーランスの業務の流れで、
編集プロダクションをやろうと思っていたのですが、
なんの因果か!
占い師・ヒーラー・スピリチュアルカウンセラー・
コーチング・カウンセラーさんなど、
「セラピストさん」たちと関わる仕事を
することになりました。

それも偶然といえば偶然かもしれませんが、
「面白そう!」
「それやってみたい!」
という気持ちが一番強かったと思います。

嫌いだったらやらないでしょうし、
興味がなかったら今まで続いてなかったと思います。

私は常々、
ライターとか編集者という職業を選ぶ人間は、
大きく二つの人種に分かれると思っていて、

ひとつは
「変なこと、突拍子もないことやりたい!」
「目立ちたい!」
「個性的なところを見せつけたい!」

みたいな、めんどくさい、へんちくりんな人種と
(あ、怒らないで~)
もうひとつは、
「超保守的な人種」です。(意外でしたか?)

媒体元に勤めているライターさんや、
出版社の編集者に会うと
意外とこの「超保守的な人種」が多いことに
気づきます。
フリーランスの人でも、結構
「超保守的なライターさん」て、いるんですよ~。

どっちがいいとか、悪いとかではなく、
ライターって、意外と二極化している、というのが
私の考えです。

それは置いといて、
その、へんちくりんな人たちが、
新しいこと始めたり、会社作ったりしてるなーと
私は、社長さんたちのプロフとか見てると
感じます。とくに女性ね。
昔ライターやってました、みたいな
とがっている人、多いですから。
もちろん、私も、その、へんちくりんでとがったことがやりたい!と思っている一人です。

占いやスピだけじゃなく、カウンセラー、コーチの人、
そういう幅広い職種を扱い、
かつ会社組織でやっているところは
ほぼないですから、
(どこかの分野に偏っているところは多いですが)
「これ、面白いやん
というのが、まずはあって、今の仕事を続けています。

つまり。

「好きを仕事にする」てのは、
私にとってみると、
「人間として、当たり前のこと」
だと思っています。

いやいや、
当たり前なんですよ~。

確かに、事務作業や、細かい作業、
ただただ、時間のかかる作業や、
売上を上げるためにやらないといけない仕事とか
そういう、めんどくさいことが、
「好きを仕事にしている」私でさえ、
仕事時間の9割くらいあるんです!

でも、好きなことをやっているから、
苦じゃない。
続けられる。

会社設立一年目に、
夫に「こんな売上で続くわけないやんけ。
お前、どーすんねん」
「もう辞めたほうがええんちゃう」
みたいなことを、
決算時に日々ネチネチ言われました。

私はそのときに、貝のように黙りこくり、
言い返しもせず、言い訳もせず。
ただ、ダンナのネチネチトークが終わるのを
待っていました・笑

当時、ダンナが私の会社の経理をやってくれていて、
ダンナは会社員なのですが、
ダンナの会社が年度末が仕事が忙しくなり、
その時期に、うちの会社の決算だったので、

2期目までは、その、
「イライラモードのダンナと、2月~4月は
付き合わなければならない」という
苦行を乗り越えてこれたのも、

「私はこの仕事が好き」
「この仕事なら、続けることができる」
「1年目で売上が上がってなくても、
継続していき、
絶対にこの会社が世のため人のためになる会社になる」

という、自分の強い気持ちがあったからこそ、
ダンナにけなされようが、
周囲の人にあれこれ言われようが、
私は今の仕事を続けてこれたのです。

3期目は、3月21日に出産した私が
4月末に書類を提出するという形で
決算を乗り越えまして、
(みなさーん、時間さえあればなんとかできますよー)
4期目からは税理士さんにお願いしています。

おかげで、ダンナが会社のことに
口を挟むこともなくなり、
年度末のイライラモードも相当軽減されました。
(めでたし、めでたし)

だから、巷の
「好きを仕事にする♪ルン」
というのとは、
キャリア35の言う「好きを仕事にする」とは
若干違っているかもしれません。

好きなことだからこそ、頑張れる。

好きなことだからこそ、継続できる。

好きな仕事をしているから、その中で
やりたくないことがあっても、それも頑張れる。

好きな仕事だからこそ、
あれもやりたい、これもやってみたいと、
自分の空想がふくらむ、ワクワクする。

もし、これを読んで
「好きを仕事にしたい」と思っている方は、

・自分の家族(親 兄弟 子ども 配偶者)
に反対されても、絶対に続ける自信があるかどうか

・金銭的に厳しい状況でも、それを続ける
選択ができる勇気があるかどうか

一度、自分の心に問いかけてみてください。

仕事じゃなくても、趣味でもいいんじゃね、
と私は思ったりしていますので、
無理に、稼がなくてもいいと思います。

「これだけ自分がお金をかけたから、この分野で
もとをとりたい」みたいな女子もいますが、

本当に自分が、それを
ずーーーーーーっとやっていきたいかどうか、
もう一度、考えてみてもいいんじゃないでしょうか???

ということで、
土川の「好きを仕事に」。これにて終了!

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キャリア35
好きを仕事に!女性の起業を応援します
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