デジカメで動画も撮れる！写真も動画も楽しめるおすすめカメラと選び方

「デジカメで写真だけでなく動画も撮りたい」「スマホよりきれいな動画を撮影したい」と思っていませんか。最近のデジタルカメラは、写真だけでなく高品質な動画撮影にも対応しています。一台で写真も動画も楽しめるので、旅行やイベント、日常の記録まで幅広く活用できます。

この記事では、動画撮影にも優れたデジカメの選び方と、おすすめ機種を詳しく紹介します。ミラーレス一眼、コンパクトデジカメなど、タイプ別の特徴もお伝えします。この記事を読めば、写真も動画も満足できる一台を見つけられるはずです。

デジカメで動画を撮るメリット

スマホでも動画は撮れますが、デジカメで撮影する明確なメリットがあります。なぜデジカメで動画を撮るべきなのか、その理由を解説します。

スマホより高画質な映像が撮れる

デジカメはスマホよりも大きなイメージセンサーを搭載しているため、より高画質な映像を撮影できます。

特に暗い場所での撮影や、背景をぼかしたシネマティックな映像は、デジカメならではの表現です。センサーサイズが大きいほど、光を多く取り込めるため、ノイズの少ないクリアな映像になります。

レンズ交換で表現の幅が広がる

ミラーレス一眼やデジタル一眼レフなら、レンズを交換することで撮影の幅が大きく広がります。

**広角レンズ**：風景や室内を広く撮影
**望遠レンズ**：遠くの被写体をアップで撮影
**単焦点レンズ**：美しいボケ味を活かした撮影
**マクロレンズ**：小さな被写体を接写

スマホでは表現できない多彩な映像を、レンズを変えるだけで楽しめます。

長時間の撮影に対応

デジカメは動画撮影用のバッテリー管理がしっかりしており、スマホより長時間の撮影に向いています。

予備バッテリーを用意しておけば、イベントや旅行でも撮影時間を気にせず楽しめます。また、外部マイクを接続できる機種なら、音質も大幅に向上します。

手ブレ補正が強力

多くのデジカメには、光学式またはセンサーシフト式の手ブレ補正が搭載されています。

ボディ内手ブレ補正とレンズ内手ブレ補正を組み合わせることで、手持ちでも滑らかな映像が撮影可能です。歩きながらの撮影でも、ブレを抑えた見やすい動画になります。

4K・高フレームレート対応

最近のデジカメは、4K（3840×2160）や高フレームレート（60fps、120fps）での撮影に対応しています。

4Kなら大画面テレビで視聴しても鮮明で、スローモーション撮影も可能です。スポーツや動きのある被写体を撮影する際に、高フレームレートが活きてきます。

動画撮影に適したデジカメの種類

デジカメにはいくつかの種類があり、それぞれ動画撮影における特徴が異なります。タイプ別の違いを押さえましょう。

ミラーレス一眼カメラ

**ミラーレス一眼**は、現在最も動画撮影に適したデジカメです。

一眼レフと比較してミラーがない分、コンパクトで軽量なのも魅力です。YouTube動画やVlog撮影でも多くのクリエイターに愛用されています。

**おすすめの人**：本格的な動画撮影をしたい、レンズを交換して表現を楽しみたい、予算に余裕がある

デジタル一眼レフカメラ

**デジタル一眼レフ**は、光学ファインダーを持つ伝統的なカメラです。

動画撮影も可能ですが、ミラーレスに比べるとオートフォーカス性能や動画機能で劣る部分があります。写真撮影がメインで、動画はサブという使い方に向いています。

ただし、既に一眼レフを持っている方は、そのまま動画撮影にも活用できます。レンズ資産を活かせるのもメリットです。

**おすすめの人**：写真撮影がメイン、既存のレンズ資産を活かしたい

コンパクトデジタルカメラ（コンデジ）

**コンパクトデジタルカメラ**は、レンズ一体型の小型カメラです。

レンズ交換はできませんが、持ち運びやすさは抜群です。高倍率ズーム搭載モデルなら、1台でさまざまなシーンに対応できます。

最近は4K動画対応のコンデジも増えており、気軽に高画質動画を撮りたい方におすすめです。

**おすすめの人**：手軽に持ち歩きたい、レンズ交換が面倒、コンパクトさ重視

Vlogカメラ

**Vlogカメラ**は、動画撮影に特化したカメラです。

自撮り用のバリアングル液晶、高性能マイク、小型・軽量ボディなど、動画クリエイター向けの機能が充実しています。ソニーのZVシリーズなどが代表的です。

写真も撮れますが、動画がメインの使い方に向いています。

**おすすめの人**：Vlog・YouTube動画の撮影がメイン、自撮りが多い

アクションカメラ

**アクションカメラ**は、アウトドアやスポーツシーンに特化した小型カメラです。

GoProに代表され、防水・耐衝撃性能を持ち、激しい動きの中でも撮影できます。広角レンズで臨場感のある映像が撮れます。

デジカメとは少しカテゴリが異なりますが、動画撮影という点では選択肢の一つです。

**おすすめの人**：アウトドア・スポーツ撮影がメイン、過酷な環境で使いたい

動画撮影向けデジカメの選び方

動画撮影に適したデジカメを選ぶ際のポイントを解説します。これらの機能をチェックして、自分に合った一台を見つけましょう。

4K対応かどうか

現在の主流は**4K（3840×2160）**対応です。フルHD（1920×1080）でも十分きれいですが、将来を見据えると4K対応を選んでおくのがおすすめです。

4K動画は大画面テレビで視聴しても鮮明で、編集時にトリミングしても画質が保たれます。

フレームレート（fps）

**フレームレート**は、1秒間に撮影するコマ数です。数値が高いほど滑らかな映像になります。

・**30fps**：一般的な動画。テレビ番組レベル
・**60fps**：より滑らかな動画。スポーツやゲーム向け
・**120fps以上**：スローモーション撮影に使用

4K/30fps対応のカメラは多いですが、4K/60fps対応はハイエンドモデルに限られます。自分の用途に合わせて選びましょう。

手ブレ補正機能

動画撮影で重要なのが**手ブレ補正**です。手持ち撮影が多い場合は、強力な手ブレ補正を搭載したカメラを選びましょう。

**ボディ内手ブレ補正（IBIS）**を搭載したカメラなら、どのレンズを使っても手ブレ補正が効きます。レンズ内手ブレ補正と組み合わせることで、さらに強力な補正効果が得られます。

オートフォーカス性能

動画撮影中に被写体が動いても、ピントを追い続ける**オートフォーカス（AF）性能**が重要です。

最新のミラーレスカメラは、瞳AF（人の目にピントを合わせる機能）や被写体追尾AFを搭載しており、動く被写体も的確に捉えられます。

バリアングル液晶

自撮りやローアングル・ハイアングル撮影をするなら、**バリアングル液晶**または**チルト液晶**が便利です。

液晶を回転させて自分側に向ければ、撮影中の映像を確認しながら自撮りできます。Vlog撮影には必須の機能と言えるでしょう。

外部マイク端子

音質にこだわるなら、**外部マイク端子**の有無を確認しましょう。

カメラ内蔵のマイクでも録音できますが、外部マイクを接続することで音質が大幅に向上します。YouTube動画やインタビュー撮影では、音質が視聴者の印象を大きく左右します。

連続撮影時間

動画の連続撮影時間には制限がある場合があります。

一部のカメラは30分以上の連続撮影ができないことがあります。長時間の撮影が必要な場合は、連続撮影時間の制限がないか確認しましょう。また、熱によるシャットダウンにも注意が必要です。

2024-2025年おすすめのデジカメ

動画撮影にも優れたおすすめのデジカメを紹介します。タイプ別に選んでいます。

ミラーレス一眼：ソニー α7C II

フルサイズセンサーを搭載しながら、約514gという軽量ボディを実現したミラーレス一眼です。

4K/60fps撮影に対応し、ボディ内5軸手ブレ補正も搭載。旅行やVlogなど、持ち運びながらの撮影に最適です。リアルタイム瞳AFで人物撮影も得意です。

ミラーレス一眼：キヤノン EOS R6 Mark II

有効約2420万画素のフルサイズセンサーと映像エンジン「DIGIC X」を搭載。4K/60fps撮影に対応しています。

ボディ内手ブレ補正とレンズ内手ブレ補正の協調制御で、最大8.0段の補正効果を発揮。動きの激しいシーンでもブレを抑えた撮影が可能です。

ミラーレス一眼：ニコン Z50II

2024年12月発売のAPS-Cミラーレス。フラッグシップ「Z9」と同じ画像処理エンジン「EXPEED 7」を搭載しています。

4K/60fps撮影に対応し、約495gと軽量。初心者でも扱いやすい操作性で、写真も動画もバランスよく楽しめます。

Vlogカメラ：ソニー ZV-E10 II

動画撮影に特化したVlog向けミラーレスカメラです。約377gという軽量ボディながら、APS-Cセンサーを搭載。

4K/60fps撮影対応、バリアングル液晶、高性能マイク内蔵など、Vlog撮影に必要な機能が揃っています。レンズ交換もできるため、表現の幅も広がります。

コンパクト：ソニー RX100 VII

1インチセンサー搭載のハイエンドコンパクトカメラです。ポケットに入るサイズながら、4K撮影に対応。

リアルタイム瞳AF、20コマ/秒の高速連写など、コンパクトとは思えない高性能を誇ります。旅行のお供として最適な一台です。

おすすめ機種比較表

予算別おすすめカメラガイド

予算に合わせたおすすめカメラを紹介します。自分の投資できる金額から最適な一台を見つけましょう。

5万円以下：入門用コンパクト

5万円以下の予算では、**コンパクトデジカメ**が現実的な選択肢です。

この価格帯では4K対応は難しいですが、フルHD動画は十分きれいに撮れます。キヤノン PowerShot SXシリーズやニコン COOLPIXシリーズなど、高倍率ズームを搭載したモデルがおすすめです。

5〜10万円：エントリーミラーレス

5〜10万円の予算があれば、**エントリークラスのミラーレス一眼**が視野に入ります。

ソニー α6400、キヤノン EOS R50、ニコン Z fcなどが候補です。ボディのみなら10万円以下で購入可能で、4K動画撮影にも対応しています。

レンズキットで購入すれば、すぐに撮影を始められます。将来的にレンズを追加していく楽しみもあります。

10〜20万円：ミドルクラス

10〜20万円の予算があれば、**ミドルクラスのミラーレス**や**高性能Vlogカメラ**が選べます。

ソニー ZV-E10 II、キヤノン EOS R10、富士フイルム X-S20などが該当します。ボディ内手ブレ補正やより高性能なオートフォーカスを搭載した機種が増えます。

この価格帯が、動画撮影を本格的に始めたい方にとってコストパフォーマンスが最も優れています。

20〜30万円：ハイアマチュア

20〜30万円の予算では、**フルサイズミラーレス**も選択肢に入ります。

ソニー α7C II、キヤノン EOS R6 Mark IIなど、プロも使用する本格的なカメラを手に入れられます。高感度性能、ダイナミックレンジ、オートフォーカス性能など、あらゆる面で高いパフォーマンスを発揮します。

30万円以上：プロ・ハイエンド

30万円以上の予算があれば、**プロ仕様のハイエンド機**が選べます。

ソニー α7S III（動画特化）、キヤノン EOS R5、パナソニック LUMIX S5 IIXなど、映像制作のプロも使用するカメラです。8K撮影、RAW動画出力、プロ向けの動画コーデックに対応した機種もあります。

用途別カメラ選びのポイント

撮影したいシーンや目的によって、最適なカメラは異なります。用途別の選び方を解説します。

旅行・観光の撮影

旅行では**携帯性**と**バッテリー持ち**が重要です。

軽量なミラーレス（α7C IIなど）や高性能コンパクト（RX100シリーズ）がおすすめです。荷物が多い旅行では、カメラが重いと持ち出すのが億劫になります。

また、WiFi・Bluetooth搭載モデルなら、撮影した動画をスマホに転送してSNSにすぐアップできます。

Vlog・YouTube動画

Vlog撮影では**バリアングル液晶**と**自撮り性能**が重要です。

ソニー ZVシリーズのようなVlog特化カメラが最適です。内蔵マイクの性能も高く、外部マイクなしでもある程度の音質を確保できます。

また、瞳AFや被写体追尾AFがあると、動きながらの撮影でも自分にピントが合い続けます。

子どもの撮影・運動会

動く被写体を撮るには**高速オートフォーカス**と**望遠レンズ**が必要です。

運動会などでは、望遠レンズで遠くの子どもをアップで撮影します。ミラーレス一眼と望遠ズームレンズの組み合わせがおすすめです。

被写体追尾AFや瞳AFがあると、動き回る子どもにもピントが合い続けます。

結婚式・イベント撮影

暗い会場での撮影では**高感度性能**が重要です。

フルサイズセンサー搭載カメラは、暗所でもノイズの少ないきれいな映像を撮れます。また、明るい単焦点レンズ（F1.8など）があると、さらに暗所に強くなります。

式場では静かに撮影したいので、サイレントシャッターや静音モードも確認しましょう。

商品撮影・物撮り

商品の動画撮影では**マクロ性能**と**色再現性**が重要です。

三脚に固定して撮影することが多いので、手ブレ補正の優先度は下がります。代わりに、正確な色再現ができるカメラを選びましょう。

ターンテーブルを使った360度動画や、商品の細部を見せるクローズアップ撮影には、マクロレンズやマクロ機能があると便利です。

初心者が陥りやすい失敗と対策

デジカメで動画撮影を始める初心者が陥りやすい失敗と、その対策を紹介します。事前に知っておくことで、失敗を避けられます。

必要以上に高価なカメラを買う

「高いカメラ＝良い動画」とは限りません。

初心者のうちは、エントリーモデルでも十分すぎる性能があります。むしろ、高価なカメラは機能が多すぎて使いこなせないことも。

レンズにお金をかけない

カメラボディに予算を使いすぎて、レンズが安物になるパターンです。

実は、画質に最も影響するのはレンズです。ボディは最新機種でなくても、良いレンズがあればきれいな映像が撮れます。ボディとレンズの予算配分を考えましょう。

SDカードをケチる

安いSDカードを使うと、4K撮影中にエラーが発生することがあります。

4K動画には高速なSDカード（UHS-I U3以上、できればV30以上）が必須です。容量も最低64GB、できれば128GB以上を選びましょう。

バッテリーの予備を持たない

動画撮影はバッテリー消費が激しいです。予備バッテリーなしで長時間撮影に臨むと、肝心な場面でバッテリーが切れることも。

純正バッテリーは高価ですが、信頼性を考えると純正がおすすめです。最低でも予備を1〜2個は用意しましょう。

マイクを軽視する

動画において、音質は映像と同じくらい重要です。

内蔵マイクだけでは風切り音や環境音が入りやすく、聞きづらい動画になります。外部マイクへの投資は、動画のクオリティを大きく向上させます。

動画撮影のコツとテクニック

良いカメラを手に入れたら、撮影テクニックも身につけましょう。デジカメで動画を撮る際のコツを紹介します。

三脚やジンバルを活用する

手ブレ補正があっても、**三脚**や**ジンバル（電動スタビライザー）**を使うとさらに安定した映像が撮れます。

三脚は固定ショットに、ジンバルは歩きながらの撮影に最適です。予算に余裕があれば、ジンバルの導入をおすすめします。

マニュアル設定を試す

オート撮影でも十分きれいに撮れますが、**マニュアル設定**を覚えると表現の幅が広がります。

・**ISO感度**：低いほどノイズが少ない
・**シャッタースピード**：フレームレートの2倍が目安（30fpsなら1/60秒）
・**絞り（F値）**：低いほど背景がボケる

最初はオートで撮りながら、少しずつマニュアル設定を試してみましょう。

外部マイクで音質を向上

内蔵マイクは風切り音や雑音を拾いやすいです。**外部マイク**を使うと、音質が劇的に向上します。

・**ガンマイク**：カメラに取り付けて使用。前方の音を集音
・**ピンマイク**：人物の服に取り付けて使用。インタビュー向き
・**ワイヤレスマイク**：離れた場所からでも収録可能

Log撮影で編集の幅を広げる

ハイエンドカメラでは**Log撮影**ができる機種があります。

Logは色やコントラストを抑えた状態で撮影し、編集時にカラーグレーディングで仕上げる手法です。映画のような色味を出したい場合に有効です。

ただし、Log撮影は編集が必須になるため、初心者はまずスタンダードな設定で撮影することをおすすめします。

NDフィルターで露出を調整

明るい屋外では、適切なシャッタースピードを維持するために**NDフィルター**が必要になることがあります。

NDフィルターは光量を減らすフィルターで、サングラスのような役割です。これにより、明るい場所でも動画に適したシャッタースピード（1/60秒など）で撮影できます。

必要なアクセサリー

デジカメで動画撮影を楽しむために、揃えておきたいアクセサリーを紹介します。

SDカード（高速・大容量）

4K動画撮影には、高速なSDカードが必須です。

予備バッテリー

動画撮影はバッテリー消費が激しいです。**予備バッテリー**を最低1〜2個は用意しておきましょう。

長時間の撮影には、外部電源（モバイルバッテリーからの給電）に対応したカメラを選ぶのも一つの手です。

三脚・一脚

安定した映像を撮るなら三脚は必須です。動画撮影には、パンやチルトがスムーズにできる**ビデオ雲台**付きの三脚がおすすめです。

持ち運び重視なら**トラベル三脚**、自撮り用なら**ミニ三脚**も便利です。

外部モニター

液晶画面が小さくて見づらい場合は、**外部モニター**を接続すると確認しやすくなります。

特に屋外撮影では、明るい太陽光の下で液晶が見づらいことがあります。高輝度の外部モニターがあると便利です。

カメラバッグ

カメラやアクセサリーを安全に持ち運ぶための**カメラバッグ**も必要です。

ショルダーバッグ、バックパック、スリングバッグなど、自分の撮影スタイルに合ったものを選びましょう。

主要メーカーの特徴

カメラを選ぶ際、メーカーごとの特徴を知っておくと参考になります。主要メーカーの動画撮影における強みを紹介します。

ソニー

**ソニー**は動画撮影に最も強いメーカーの一つです。

プロの映像制作でも使われるαシリーズ、動画特化のVlog向けZVシリーズなど、ラインナップが豊富です。瞳AF・被写体追尾AFの性能が高く、オートフォーカスの信頼性は業界トップクラスです。

キヤノン

**キヤノン**は写真も動画もバランスよく優れたメーカーです。

デュアルピクセルCMOS AFによる滑らかなピント合わせが特徴で、動画撮影中のAF性能は非常に評価が高いです。色味が自然で、肌色の再現に定評があります。

ニコン

**ニコン**は高い光学技術と堅牢なボディが特徴です。

最近はZシリーズでミラーレスに力を入れており、動画性能も大幅に向上しています。NikonのZマウントは大口径で光学的に有利とされ、高画質なレンズが揃っています。

パナソニック

**パナソニック**は動画撮影で伝統的に強いメーカーです。

映像制作のプロに支持されるLUMIXシリーズは、動画コーデックやLog撮影など、動画機能が充実しています。動画撮影の時間制限がない機種が多いのも特徴です。

富士フイルム

**富士フイルム**はフィルムシミュレーションによる独自の色味が魅力です。

編集なしでも美しい色が出るため、カラーグレーディングが苦手な方にもおすすめです。レトロなデザインのカメラが多く、所有する喜びも味わえます。

よくある質問

デジカメでの動画撮影に関するよくある質問にお答えします。

スマホとデジカメ、動画撮影にはどちらがいい？

手軽さを優先するならスマホ、画質や表現力を優先するならデジカメがおすすめです。最近のスマホは動画性能が向上していますが、レンズ交換や大型センサーによる高画質は、デジカメならではの強みです。

写真用カメラで動画も撮れる？

現在販売されているほとんどのデジカメは、写真と動画の両方に対応しています。ただし、動画機能の充実度は機種によって異なるため、購入前にスペックを確認しましょう。

動画撮影のためにカメラを買い替える必要がある？

既にデジカメを持っている場合、まずはその機種で動画撮影を試してみましょう。4K対応や手ブレ補正が不十分で不満を感じたら、買い替えを検討しても遅くありません。

ビデオカメラとデジカメ、どちらを選ぶべき？

長時間の連続撮影やズーム性能を重視するならビデオカメラ、写真も撮りたい・高画質を求めるならデジカメがおすすめです。最近は多くのクリエイターがデジカメを選んでいます。

初心者でもきれいな動画が撮れる？

撮れます。最新のデジカメはオート撮影でも十分きれいな映像が撮影できます。手ブレ補正やオートフォーカスの性能が向上しているため、初心者でも失敗しにくくなっています。

中古カメラでも動画撮影に使える？

使えます。ただし、2020年以降に発売された機種を選ぶのがおすすめです。それ以前のモデルは4K撮影に制限があったり、オートフォーカス性能が見劣りしたりする場合があります。また、中古で購入する際はシャッター回数や外観の状態を確認しましょう。

まとめ

デジカメで動画を撮影するメリットと選び方について、重要なポイントを整理します。

• デジカメはスマホより高画質で、レンズ交換で表現の幅が広がる
• ミラーレス一眼が動画撮影に最も適している
• 4K対応、手ブレ補正、オートフォーカス性能を重視して選ぶ
• バリアングル液晶と外部マイク端子があると便利
• 三脚や外部マイクなどのアクセサリーで撮影の幅が広がる
• 最新機種はオート撮影でも十分きれいな動画が撮れる
• 予算と用途に合わせて、ミラーレス・コンデジ・Vlogカメラから選ぶ

デジカメで写真も動画も楽しめれば、撮影の幅が大きく広がります。旅行、イベント、日常の記録まで、一台で多彩なシーンを残せます。