「せどりって本当に稼げるの?」「副業で始めてみたいけど、何から準備すればいいかわからない」そんな疑問を抱えていませんか?せどりは、商品を安く仕入れて高く売るシンプルなビジネスモデルで、スキマ時間を活用できる副業として注目されています。
ただし、「誰でも簡単に稼げる」という甘い話を鵜呑みにするのは危険です。在庫を抱えて赤字になったり、法律違反で罰則を受けたりするリスクも存在します。正しい知識と準備なしに始めると、失敗する可能性が高いのが現実です。
この記事では、せどり副業の始め方を初心者向けに徹底解説します。仕入れから販売までの具体的な手順、必要な準備、失敗を避けるための注意点まで網羅しているので、この記事を読めばせどり副業をスタートするための全体像が掴めます。
せどり副業とは?仕組みと収益化の基本を解説
まずは「せどりとは何か」「どうやって利益が出るのか」という基本を理解しておきましょう。仕組みを知らずに始めると、思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。
せどりとは「安く仕入れて高く売る」ビジネス
せどりとは、商品を安く仕入れて、仕入れ価格よりも高く販売することで利ざやを稼ぐビジネスです。もともとは古本の売買に使われていた言葉で、本の背表紙を見て価値を判断することから「せどり」と呼ばれるようになりました。
現在では本に限らず、家電、ゲーム、おもちゃ、日用品など、あらゆるジャンルの商品がせどりの対象になっています。
せどりの基本的な流れ
- 商品をリサーチする(売れる商品、利益が出る商品を探す)
- 仕入れる(店舗やネットで商品を購入)
- 出品する(Amazon、メルカリなどに出品)
- 販売・発送する(売れたら購入者に発送)
- 利益を得る(売上 − 仕入れ値 − 手数料 = 利益)
せどりと転売の違い
「せどり」と「転売」は混同されやすいですが、厳密には少し意味が異なります。
| 項目 | せどり | 転売 |
|---|---|---|
| 主な対象 | 中古品、在庫処分品 | 限定品、人気商品 |
| 仕入れ方法 | リサーチして価値ある商品を発掘 | 人気商品を買い占め |
| 社会的イメージ | 比較的中立 | 批判されることが多い |
「転売」という言葉は、チケットや限定品の買い占めなどネガティブな文脈で使われることが多いです。一方、せどりは「価値ある商品を見つけて適正価格で販売する」というニュアンスがあります。ただし、本質的には同じビジネスモデルなので、法律やモラルを守って取り組むことが重要です。
せどり副業の収入相場はどれくらい?
せどり副業でどれくらい稼げるのか、気になる方も多いでしょう。結論から言うと、月10万円程度であれば、副業でも十分に到達可能です。
ただし、これは正しい方法で継続した場合の話です。初心者がいきなり大きく稼ぐのは難しく、最初の数ヶ月は利益が出ないか、赤字になることも珍しくありません。
収益の目安(副業の場合)
- 1〜3ヶ月目:月0円〜3万円(赤字の可能性もあり)
- 4〜6ヶ月目:月3万円〜5万円
- 7〜12ヶ月目:月5万円〜10万円
- 1年以上:月10万円〜30万円(本格的に取り組めば)
重要なのは、「すぐに稼げる」という甘い話を信じないことです。せどりで安定して稼ぐには、リサーチ力、仕入れの目利き、相場観など、経験を積んで身につけるスキルが必要です。
店舗せどりとネットせどり(電脳せどり)の違い
せどりには、商品の仕入れ方法によって大きく2種類あります。
店舗せどり
- 実店舗(リサイクルショップ、家電量販店、ドン・キホーテなど)で仕入れ
- メリット:掘り出し物が見つかりやすい、商品の状態を直接確認できる
- デメリット:移動に時間がかかる、行動範囲が限られる
電脳せどり(ネットせどり)
- ネットショップ(楽天、Yahoo!ショッピング、メルカリなど)で仕入れ
- メリット:自宅で完結できる、全国から仕入れ可能
- デメリット:ライバルが多い、送料がかかる
初心者には、両方を組み合わせるのがおすすめです。休日は店舗を回って掘り出し物を探し、平日の空き時間はネットでリサーチするというスタイルが効率的です。
せどり副業を始める前に知っておくべきメリット・デメリット
せどりを始める前に、メリットだけでなくデメリットも正直に理解しておきましょう。「思っていたのと違った」と途中でやめてしまわないためにも、現実を知ることが大切です。
せどり副業の6つのメリット
1. 特別なスキルがなくても始められる
せどりは「安く買って高く売る」というシンプルなビジネスモデルです。プログラミングやデザインのような専門スキルは不要で、スマホとやる気があれば誰でも始められます。
2. 初期費用が少ない
数万円の仕入れ資金があれば始められます。最初は1万円程度の資金で、小さく始めることも可能です。失敗しても大きな損失にはなりにくいのが魅力です。
3. スキマ時間で取り組める
本業の合間や休日など、自分のペースで作業できます。通勤時間にリサーチしたり、週末だけ店舗を回ったりと、柔軟な働き方が可能です。
4. 即金性が高い
商品が売れれば、比較的早く現金化できます。ブログやアフィリエイトのように「収益化まで半年かかる」ということはなく、最短で数日後には売上が発生します。
5. ビジネスの基本が学べる
仕入れ、在庫管理、販売、利益計算など、商売の基本を実践で学べます。この経験は、将来別のビジネスを始める際にも役立ちます。
6. 独立・本業化の可能性がある
副業で実績を積めば、独立してせどりを本業にすることも可能です。実際に、せどりで脱サラした人も少なくありません。
せどり副業の6つのデメリット・リスク
1. 在庫リスクがある
仕入れた商品が売れなければ、在庫を抱えることになります。「絶対に売れる」商品は存在しないので、常に赤字のリスクがつきまといます。特に初心者は仕入れミスをしやすく、最初の数ヶ月で赤字を出すことも珍しくありません。
2. 収入が不安定
仕入れた商品がすべて売れるとは限りません。今月10万円稼げても、来月同じだけ稼げる保証はありません。ブログのような「ストック型ビジネス」ではなく、毎月仕入れと販売を繰り返す「フロー型ビジネス」です。
3. 価格競争に巻き込まれやすい
同じ商品を扱うライバルが増えると、価格競争が起こります。仕入れ時は利益が出る計算でも、販売時には値崩れしていることもよくあります。
4. 作業量が多い
リサーチ、仕入れ、検品、出品、梱包、発送と、やるべき作業が多いです。「楽して稼げる」イメージとは裏腹に、地道な作業の連続です。
5. 保管スペースが必要
仕入れた商品を保管するスペースが必要です。売れない商品が増えると、部屋が商品で溢れかえることもあります。
6. 法律・規約違反のリスク
古物商許可を取らずに中古品を販売したり、プラットフォームの規約に違反したりすると、罰則を受ける可能性があります。知らなかったでは済まされないので、事前の勉強が必須です。
せどりに向いている人・向いていない人
向いている人
- 地道な作業をコツコツ続けられる
- 数字(利益計算)に抵抗がない
- リサーチや情報収集が好き
- 「お宝探し」にワクワクできる
- 小さな利益を積み重ねることに抵抗がない
向いていない人
- すぐに大きく稼ぎたい
- 作業するのが面倒
- 在庫を持つことに抵抗がある
- 細かい計算が苦手
- リスクを取りたくない
せどり副業の始め方|5つのステップで完全解説
ここからは、実際にせどり副業を始める具体的な手順を解説します。準備を怠ると後で困ることになるので、一つひとつ確実にクリアしていきましょう。
Step1. 古物商許可を取得する
中古品のせどりを行う場合、古物商許可の取得が法律で義務付けられています。これは「古物営業法」で定められており、許可なく中古品を売買すると罰則の対象になります。
古物商許可の取得手順
- 管轄の警察署(防犯課)で申請書類を入手
- 必要書類を準備(住民票、身分証明書、略歴書など)
- 申請書を記入して警察署に提出
- 審査(約40日程度)
- 許可証の交付
申請に必要な費用
- 申請手数料:19,000円
- 住民票など書類取得費:数百円程度
新品のみを扱う場合は古物商許可は不要ですが、中古品も扱う可能性があるなら最初に取得しておくことをおすすめします。許可なしで中古品を売買すると、3年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。
Step2. 仕入れ資金と専用口座を用意する
せどりを始めるには、商品を仕入れるための資金が必要です。最低でも3万円〜5万円は用意しておきましょう。
資金が少ない場合の対策
- 不用品を売って資金を作る
- クレジットカードを活用する(支払いまでの猶予を利用)
- 小資金で始められるジャンル(本、CD、DVDなど)から始める
また、せどり専用の銀行口座を開設しておくと、お金の流れが明確になり、確定申告のときに楽になります。プライベートの口座と分けておくことを強くおすすめします。
Step3. 販売プラットフォームに登録する
仕入れた商品を販売するプラットフォームに登録しましょう。主な選択肢は以下の通りです。
| プラットフォーム | 特徴 | 手数料 |
|---|---|---|
| Amazon | 集客力No.1、FBA利用で自動発送可能 | 8〜15%+月額4,900円(大口) |
| メルカリ | 手軽に出品、若年層に強い | 10% |
| ヤフオク! | オークション形式、希少品に強い | 8.8〜10% |
| 楽天ラクマ | 手数料が安い | 6% |
初心者にはメルカリがおすすめです。操作が簡単で、すぐに出品を始められます。慣れてきたらAmazonに挑戦すると、販売数を大きく伸ばせます。
Step4. リサーチツールを準備する
せどりで利益を出すには、「何が売れるか」「いくらで売れるか」をリサーチする必要があります。以下のツールを活用しましょう。
必須ツール
- Keepa:Amazonの価格推移や売れ行きがわかる(月額約2,000円)
- モノレート(代替ツール):商品の売れ行きを確認
- Amazonセラーアプリ:店舗でのバーコードスキャンに必須
- メルカリ・ヤフオク!:相場確認に使用(過去の落札価格を参照)
あると便利なツール
- バーコードリーダー:店舗せどりの効率化
- プライスター:Amazon出品の価格改定自動化(月額5,280円)
最初は無料ツールだけでも始められますが、本格的に取り組むならKeepaは必須投資と考えてください。
Step5. 小さく始めて経験を積む
準備が整ったら、いよいよ実践です。ただし、最初から大量に仕入れるのは厳禁です。
初心者が守るべきルール
- 最初は1〜3点の少量から始める
- 1商品あたりの仕入れ額は3,000円以下に抑える
- 利益率20%以上の商品を狙う
- 売れなかった場合の撤退ラインを決めておく
失敗しても学びになります。最初の数ヶ月は「授業料」と割り切って、小さな失敗を繰り返しながら経験を積むことが大切です。
せどりで稼ぐための仕入れのコツ
せどりの成否は「仕入れ」で決まると言っても過言ではありません。利益の出る商品を見つけるためのコツを解説します。
利益が出る商品の見つけ方
せどりで利益を出すためには、以下の条件を満たす商品を見つける必要があります。
利益商品の条件
- 需要がある:売れなければ意味がない
- 仕入れ値と販売価格の差がある:利益が出る価格差
- ライバルが少ない:価格競争に巻き込まれにくい
- 回転率が良い:在庫として眠らない
リサーチの基本手順
- 店舗で気になる商品を見つける
- バーコードをスキャンしてAmazonの相場を確認
- Keepaで過去の販売実績をチェック
- 手数料を引いて利益が出るか計算
- 利益が出るなら仕入れ
初心者におすすめの仕入れジャンル
せどりには様々なジャンルがありますが、初心者には以下のジャンルがおすすめです。
1. 本・コミック
単価が安く、リスクが小さい。まずは古本から始めるのが王道。
2. ゲーム・CD・DVD
相場が安定しており、リサーチしやすい。コレクター需要もある。
3. 家電
利益率が高い商品が多い。ただし単価が高いので資金が必要。
4. おもちゃ・ホビー
限定品やプレミア商品を狙える。クリスマス前は特に需要が高まる。
5. 日用品・消耗品
安定した需要がある。ただし薄利多売になりやすい。
最初は自分が詳しいジャンルから始めると、商品の価値を判断しやすいです。
仕入れで失敗しないためのチェックポイント
仕入れミスを防ぐために、以下のポイントを必ずチェックしましょう。
仕入れ前の確認事項
- 過去3ヶ月の販売実績:Keepaで確認。売れていない商品は仕入れない
- 出品者数:ライバルが多すぎる商品は価格競争になりやすい
- 価格推移:値下がり傾向の商品は避ける
- 商品の状態:傷や汚れがないか確認(中古品の場合)
- 付属品の有無:欠品があると価値が下がる
利益計算の方法
利益 = 販売価格 − 仕入れ値 − 手数料 − 送料
手数料や送料を忘れると、売れても赤字になることがあります。利益率20%以上を目安に仕入れましょう。
せどり副業で注意すべき法律とルール
せどりは気軽に始められる副業ですが、法律やプラットフォームのルールを守らないと、大きなトラブルに発展する可能性があります。
古物商許可が必要な場合
中古品を「業として」売買する場合、古物商許可が必要です。「業として」とは、繰り返し継続して利益を得る目的で行うことを指します。
古物商許可が必要なケース
- 中古品を仕入れて販売する
- 中古品を修理・リメイクして販売する
- 買い取りサービスを行う
古物商許可が不要なケース
- 新品のみを扱う
- 自分で使っていた不用品を売る(営利目的でない場合)
- 海外から輸入した商品を販売する
グレーゾーンで迷ったら、許可を取得しておくのが安全です。
出品禁止商品・注意が必要な商品
せどりでは、法律やプラットフォームの規約で出品が禁止・制限されている商品があります。
出品禁止の代表例
- 偽ブランド品:商標法違反
- 医薬品:薬機法違反
- 酒類:酒類販売免許が必要
- チケット:チケット不正転売禁止法違反
- 盗品:窃盗罪・盗品等関与罪
注意が必要な商品
- 食品:賞味期限、衛生管理に注意
- 電化製品:PSEマークの確認が必要
- 化粧品:薬機法の規制あり
- ブランド品:真贋証明が求められることも
プラットフォームの規約違反に注意
各販売プラットフォームには独自のルールがあり、違反するとアカウント停止などのペナルティを受ける可能性があります。
Amazonで注意すべきルール
- せどりで仕入れた商品を「新品」として出品しない
- 商品説明や画像の不備
- 納品期限の遅れ
- 著作権侵害(商品画像の無断使用など)
メルカリで注意すべきルール
- 無在庫販売(手元にない商品の出品)の禁止
- 外部サイトへの誘導禁止
- 同一商品の複数出品禁止
規約違反でアカウントが停止されると、販売実績がすべて失われ、売上金も没収される可能性があります。必ず利用規約を熟読してから始めましょう。
会社にバレずにせどり副業を続ける方法
副業禁止の会社に勤めている方や、周囲にバレたくない方のために、対策を解説します。
副業がバレる主な原因
せどり副業がバレる原因は、大きく分けて3つあります。
1. 住民税の増加
副業で収入が増えると、翌年の住民税も増えます。会社の経理担当が「給与に対して住民税が高い」と気づくことで、副業がバレるケースが最も多いです。
2. 同僚への口外
「せどりで稼いでる」と自慢したくなる気持ちはわかりますが、噂は広まります。信頼できる相手にも話さないのが鉄則です。
3. SNSでの発信
売上報告をSNSに投稿したり、本名でアカウントを運用したりすると、特定されるリスクがあります。
住民税を「普通徴収」にする手順
最も効果的な対策が、住民税の普通徴収です。普通徴収にすると、副業分の住民税は会社を通さず、自分で直接支払うことになります。
手順
- 確定申告書を作成する際、「住民税に関する事項」の欄を確認
- 「給与、公的年金等以外の所得に係る住民税の徴収方法」で「自分で納付」にチェック
- 副業分の住民税は自宅に届く納付書で支払う
ただし、自治体によっては普通徴収に対応していない場合もあります。心配な方は、お住まいの市区町村の税務課に確認しておくと安心です。
確定申告の基礎知識
副業の年間所得(売上 − 経費)が20万円を超える場合、確定申告が必要です。
経費として計上できるもの
- 仕入れ代金
- 送料、梱包材費
- 販売手数料
- ツール代(Keepaなど)
- ガソリン代、駐車場代(店舗せどりの場合)
- 事務用品、備品
確定申告を怠ると、無申告加算税や延滞税が課される可能性があります。また、所得が20万円以下でも住民税の申告は必要なので注意してください。
せどり副業で失敗しないための7つの戦略
最後に、せどり副業で失敗しないための戦略を7つ紹介します。これらを意識して取り組めば、成功確率は確実に上がります。
小さく始めて徐々に規模を拡大する
せどり初心者の失敗原因の多くは、「最初から大量に仕入れすぎる」ことです。
最初は1〜3点の少量から始め、売れる感覚を掴んでから徐々に仕入れ量を増やしましょう。失敗しても損失を最小限に抑えられます。
利益計算を徹底する
「これくらいで売れるだろう」というアバウトな仕入れは、赤字の原因になります。
仕入れ前に必ず計算すること
- 販売想定価格
- プラットフォーム手数料
- 送料(仕入れ時・発送時)
- 梱包材費
- 最終的な利益額・利益率
面倒でも、1円単位で計算する習慣をつけましょう。
複数の販売チャネルを持つ
Amazon、メルカリ、ヤフオク!など、複数の販売先を確保しておきましょう。一つのプラットフォームに依存すると、アカウント停止や規約変更のリスクに弱くなります。
同じ商品でも、プラットフォームによって相場が違うことがあります。それぞれの特性を理解して使い分けることで、利益を最大化できます。
在庫回転率を意識する
在庫が長期間売れずに眠っていると、資金が固定され、次の仕入れができなくなります。
在庫回転率を上げるコツ
- 回転の早い商品を優先的に仕入れる
- 2週間〜1ヶ月売れない商品は値下げを検討
- それでも売れなければ損切りする勇気を持つ
「いつか売れる」と在庫を抱え続けるより、損切りして資金を次の仕入れに回す方が効率的です。
情報収集を怠らない
せどりの世界は変化が早いです。相場の変動、プラットフォームの規約変更、新しいツールの登場など、常に最新情報をキャッチアップする必要があります。
情報収集の方法
- せどり関連のブログやYouTubeをチェック
- X(Twitter)でせどらーをフォロー
- オンラインコミュニティに参加
記録をつけて分析する
仕入れた商品、販売価格、利益、売れるまでの日数などを記録しておきましょう。データを分析することで、「どのジャンルが得意か」「どこで仕入れると利益が出やすいか」が見えてきます。
Googleスプレッドシートやエクセルで管理表を作成し、定期的に振り返る習慣をつけましょう。
長期視点で取り組む
せどりで安定して稼ぐには、最低でも半年〜1年は継続する覚悟が必要です。最初の数ヶ月は赤字でも、経験を積むことで徐々に利益が出るようになります。
「3ヶ月で月10万円」などの甘い話を信じず、地道にスキルを磨いていくことが成功への近道です。
まとめ|せどり副業は正しい準備と継続で成果が出る
この記事では、せどり副業の始め方について、基本の仕組みから具体的な手順、失敗を避けるための注意点まで解説しました。
この記事のポイント
- せどりは「安く仕入れて高く売る」シンプルなビジネスモデル
- 中古品を扱う場合は古物商許可の取得が必須
- 最初は小さく始めて、経験を積みながら規模を拡大する
- 利益計算を徹底し、在庫リスクを管理する
- 法律やプラットフォームの規約を守ることが大前提
- 副業バレ対策として住民税の普通徴収を選択する
せどりは「誰でも簡単に稼げる」副業ではありません。在庫リスク、価格競争、作業量の多さなど、大変な面もあります。しかし、正しい知識を身につけ、コツコツ継続すれば、月5万円〜10万円の副収入を得ることは十分に可能です。
今日からできる最初の一歩
- 古物商許可の申請書類を調べる
- 自宅の不用品をメルカリで売って、販売の流れを体験する
- Keepaやモノレートで商品リサーチを試してみる
小さな一歩を踏み出すことで、あなたの副業ライフが始まります。焦らず、自分のペースで取り組んでみてください。
