「アップロードした動画を削除したいけど、やり方がわからない」「間違えて投稿した動画を今すぐ消したい」——YouTubeに動画を投稿したものの、何らかの理由で削除したいと思うことは珍しくありません。
実は、YouTubeの動画削除は非常に簡単な操作で行えます。ただし、一度削除した動画は復元できないため、削除前に確認すべきポイントがあります。この記事では、スマホ(iPhone/Android)とPCそれぞれでの動画削除方法、非公開との違い、削除前に知っておくべき注意点まで、わかりやすく解説します。
YouTube動画を削除する前に知っておくべきこと
動画を削除する操作自体は簡単ですが、削除後に「やっぱり残しておけばよかった」と後悔するケースは少なくありません。まずは削除前に確認すべきポイントを押さえておきましょう。
削除した動画は復元できない
YouTubeでは、一度削除した動画を復元する方法はありません。ゴミ箱機能のようなものはなく、削除ボタンを押した瞬間に完全に消去されます。そのため、動画の元ファイルがパソコンやスマホに残っていない場合、二度とその動画を見ることはできなくなります。
削除前には必ず、元の動画ファイルが手元にあるか確認しましょう。もし元ファイルがない場合は、YouTubeの機能を使って動画をダウンロードしてから削除することをおすすめします。
削除と非公開・限定公開の違い
動画を見られたくない場合、必ずしも削除する必要はありません。YouTubeには3つの公開設定があります。
| 設定 | 特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|
| 公開 | 誰でも検索・視聴可能 | 広く見てもらいたい動画 |
| 限定公開 | URLを知っている人だけ視聴可能 | 特定の人にだけ共有したい |
| 非公開 | 自分と許可したユーザーのみ視聴可能 | バックアップ目的・後で公開するかも |
「一時的に見られたくない」「後で公開するかもしれない」という場合は、削除ではなく非公開設定にすることで、動画データを残したまま他者から見えなくすることができます。
再生回数やコメントも全て消える
動画を削除すると、その動画に関連するすべてのデータが消えます。
- 再生回数
- 高評価・低評価の数
- コメント
- チャンネル全体の総再生時間への貢献分
特に、視聴者からの貴重なコメントは一度消えると戻せません。もし重要なコメントがある場合は、スクリーンショットなどで記録してから削除しましょう。
収益化への影響
YouTubeパートナープログラムに参加している場合、動画を削除するとその動画から得られていた収益もストップします。また、チャンネル全体の総再生時間が減少するため、収益化の条件(過去12ヶ月で4,000時間の総再生時間)を下回る可能性もあります。
収益化しているチャンネルの場合、動画削除は慎重に判断しましょう。「非公開」にすれば再生時間のカウントは止まりますが、過去にカウントされた分は維持されます。完全削除は最後の手段と考えてください。
削除が適しているケース
以下のようなケースでは、削除を選択するのが適切です。
- 個人情報が映り込んでいる動画
- 著作権侵害の恐れがある動画
- 誹謗中傷や不適切な内容を含む動画
- 古くなって完全に不要になった動画
- 誤ってアップロードした動画
【スマホ版】iPhoneでYouTube動画を削除する方法

iPhoneからYouTube動画を削除する方法を、画面の流れに沿って解説します。YouTubeアプリを使用する方法が最も簡単です。
YouTubeアプリからの削除手順
- Step1: YouTubeアプリを開き、右下の「ライブラリ」をタップ
- Step2: 「自分の動画」をタップ
- Step3: 削除したい動画の右側にある「︙」(縦3点メニュー)をタップ
- Step4: 表示されるメニューから「削除」を選択
- Step5: 確認画面で「削除」をタップして完了
削除が完了すると、動画一覧から該当の動画が消えます。この操作は取り消せないので、最終確認画面ではもう一度動画タイトルを確認してから削除ボタンを押しましょう。
YouTube Studioアプリからの削除手順
チャンネル管理用の「YouTube Studio」アプリを使う方法もあります。こちらの方がより詳細な管理ができます。
- YouTube Studioアプリを開く
- 下部メニューの「コンテンツ」をタップ
- 削除したい動画をタップして詳細画面を開く
- 右上の「︙」メニューをタップ
- 「削除」を選択し、確認画面で再度「削除」をタップ
YouTube Studioアプリでは、動画の分析データや収益情報も確認できるため、削除前に動画のパフォーマンスを確認したい場合に便利です。
ブラウザからの削除方法
アプリを使わず、Safariなどのブラウザからも削除できます。
- SafariでYouTubeにアクセスし、ログイン
- 右上のアカウントアイコンをタップ
- 「YouTube Studio」を選択
- 「コンテンツ」→削除したい動画を選択
- 「︙」メニューから「完全に削除」を選択
ブラウザ版は画面が小さく操作しにくいため、基本的にはアプリでの削除をおすすめします。ただし、アプリが使えない環境ではブラウザ版も活用しましょう。
複数の動画を一括削除したい場合
残念ながら、スマホのYouTubeアプリでは複数の動画を一括で削除する機能はありません。1つずつ削除する必要があります。大量の動画を削除したい場合は、PCからの操作をおすすめします。
【スマホ版】AndroidでYouTube動画を削除する方法
AndroidスマホでのYouTube動画削除方法を解説します。基本的な流れはiPhoneと同じですが、画面の表示が若干異なる場合があります。
YouTubeアプリからの削除手順
- Step1: YouTubeアプリを起動し、右下の「ライブラリ」をタップ
- Step2: 「自分の動画」をタップしてアップロード済み動画一覧を表示
- Step3: 削除したい動画の右にある「︙」(3点メニュー)をタップ
- Step4: メニューから「削除」を選択
- Step5: 確認ダイアログで「削除」をタップして完了
YouTube Studioアプリからの削除
AndroidでもYouTube Studioアプリが使用できます。Google Playストアからダウンロードして、以下の手順で削除できます。
- YouTube Studioアプリを開く
- 下部メニューの「コンテンツ」をタップ
- 削除したい動画を選択
- 右上の「︙」メニューから「削除」を選択
- 確認画面で「削除」をタップ
Androidブラウザからの削除
ChromeなどのブラウザからもYouTube Studioにアクセスして削除できます。手順はiPhoneのブラウザ版と同様です。
削除できない場合のトラブルシューティング
Androidで動画が削除できない場合、以下を確認してください。
- 正しいアカウントでログインしているか:複数のGoogleアカウントを持っている場合、動画をアップロードしたアカウントでログインしているか確認
- アプリが最新版か:古いバージョンでは動作が不安定な場合あり
- インターネット接続:オフラインでは削除操作ができません
- 権限の確認:共有チャンネルの場合、削除権限があるか確認
YouTubeアプリで「削除」オプションが表示されない場合は、一度アプリを最新版にアップデートしてから再度試してください。それでも解決しない場合は、ブラウザ版YouTube Studioを使用しましょう。
【PC版】パソコンでYouTube動画を削除する方法

パソコンからYouTube動画を削除する方法を解説します。PC版では一括削除も可能なため、複数の動画を削除したい場合に便利です。
YouTube Studioからの基本的な削除手順
- Step1: ブラウザでYouTubeにアクセスし、右上のアイコンから「YouTube Studio」を選択
- Step2: 左側メニューの「コンテンツ」をクリック
- Step3: 削除したい動画にカーソルを合わせ、表示される「︙」(オプション)をクリック
- Step4: ドロップダウンメニューから「完全に削除」を選択
- Step5: 確認チェックボックスにチェックを入れ、「完全に削除」をクリック
複数の動画を一括削除する方法
PC版YouTube Studioでは、複数の動画をまとめて削除できます。大量の動画を整理したい場合に非常に便利です。
- YouTube Studioの「コンテンツ」ページを開く
- 削除したい動画のサムネイル左側にあるチェックボックスをクリックして選択
- 複数の動画にチェックを入れる(Shiftキーを押しながらクリックで範囲選択も可能)
- 画面上部に表示される「その他の操作」をクリック
- 「完全に削除」を選択
- 確認画面で「完全に削除」をクリック
一括削除は便利ですが、誤って必要な動画まで削除してしまうリスクがあります。選択した動画が本当に削除対象のものかを、必ず目視で確認してから実行しましょう。
削除前に動画をダウンロードする方法
元の動画ファイルが手元にない場合、削除前にYouTube Studioから動画をダウンロードしておくことをおすすめします。
- YouTube Studioの「コンテンツ」を開く
- ダウンロードしたい動画をクリック
- 動画の詳細ページが開いたら、右上の「︙」をクリック
- 「ダウンロード」を選択
ただし、ダウンロードできるのはオリジナルの解像度のファイルです。アップロード時に圧縮された状態で保存されている場合、元の画質には戻りません。
ショート動画の削除方法
YouTubeショート動画も、通常の動画と同じ手順で削除できます。YouTube Studioの「コンテンツ」ページで、フィルターを「ショート」に設定すると、ショート動画のみを表示して管理できます。
削除せずに動画を非公開・限定公開にする方法
動画を完全に消したくないけれど、一般公開は止めたいという場合は、非公開や限定公開の設定が便利です。ここでは各設定の変更方法を解説します。
非公開に変更する手順
非公開にすると、自分と許可したユーザーのみが視聴可能になります。検索結果やチャンネルページにも表示されなくなります。
- Step1: YouTube Studioの「コンテンツ」を開く
- Step2: 変更したい動画の「公開設定」列をクリック
- Step3: ドロップダウンから「非公開」を選択
- Step4: 「保存」をクリックして完了
限定公開に変更する手順
限定公開は、URLを知っている人だけが視聴できる設定です。検索結果には表示されませんが、リンクを共有すれば誰でも見ることができます。
- YouTube Studioの「コンテンツ」を開く
- 変更したい動画の「公開設定」列をクリック
- 「限定公開」を選択
- 「保存」をクリック
非公開と限定公開の使い分け
| 非公開が適しているケース | 限定公開が適しているケース |
|---|---|
| ・完全にプライベートに保管したい ・後で再公開するか検討中 ・自分だけのバックアップ用 ・誰にも見せたくない |
・特定の人にだけ共有したい ・仕事の関係者にだけ見せたい ・家族や友人限定で共有 ・埋め込み用に使いたい |
スマホから公開設定を変更する方法
スマホアプリからも公開設定の変更が可能です。
- YouTubeアプリの「ライブラリ」→「自分の動画」を開く
- 変更したい動画の「︙」をタップ
- 「編集」を選択
- 「プライバシー」項目をタップ
- 「非公開」または「限定公開」を選択
- 右上の「保存」をタップ
公開設定変更時の注意点
・非公開にしても、すでにURLを共有した相手のブックマークには残っている可能性がある
・限定公開のURLは、共有された人がさらに他の人に共有することも可能
・非公開から公開に戻しても、以前の再生回数や高評価は維持される
他人がアップロードした自分が映る動画を削除してもらう方法
自分がアップロードした動画ではなく、他人が投稿した動画に自分が映っている場合の対処法を解説します。この場合、自分では直接削除できませんが、いくつかの方法で削除を依頼することができます。
投稿者に直接連絡する
最もシンプルで友好的な方法は、動画をアップロードした本人に削除を依頼することです。知り合いの場合は直接連絡し、知らない人の場合はYouTubeのコメント欄やSNSを通じて連絡を取りましょう。
依頼する際のポイント:
- 丁寧な言葉遣いで依頼する
- 削除してほしい理由を簡潔に説明する
- 動画全体ではなく、自分が映っている部分のカットでもOKか伝える
- 感情的にならず、冷静に交渉する
YouTubeのプライバシー侵害申し立て
投稿者が削除に応じない場合、YouTubeにプライバシー侵害の申し立てを行うことができます。
- Step1: 該当の動画ページを開き、動画下の「︙」→「報告」をクリック
- Step2: 「権利の侵害」を選択
- Step3: 「プライバシー」を選択
- Step4: フォームに必要事項を記入して送信
申し立てが受理されると、YouTubeは投稿者に削除を求めます。投稿者が48時間以内に対応しない場合、YouTubeが動画を削除する可能性があります。
プライバシー申し立てが認められる条件
YouTubeのプライバシーポリシーに基づき、以下のような場合に削除が認められやすくなります。
- 動画内で個人を特定できる情報(顔、名前、住所など)が含まれている
- 本人の同意なく撮影・公開されている
- 動画の内容が名誉毀損やプライバシー侵害に当たる
法的措置を検討する場合
悪質なケースでは、弁護士に相談して法的措置を検討することも選択肢の一つです。特に以下のような場合は、専門家への相談をおすすめします。
- 誹謗中傷を含む動画
- リベンジポルノに該当する動画
- ストーカー行為に関連する動画
- 営業妨害目的の動画
総務省の「インターネット上の誹謗中傷等への対策」では、プロバイダ責任制限法に基づく発信者情報開示請求の手続きが説明されています。深刻なケースでは、法テラス(0570-078374)や、各地域の弁護士会に相談することも検討しましょう。
YouTube動画の削除でよくあるトラブルと解決法
YouTube動画を削除しようとした際に起こりがちなトラブルと、その解決方法を紹介します。
「削除」ボタンが表示されない場合
削除ボタンが見つからない場合、いくつかの原因が考えられます。
- アカウントが異なる:動画をアップロードしたアカウントでログインしているか確認してください。YouTubeは複数のGoogleアカウントでログインできるため、別のアカウントで操作している可能性があります。
- 権限がない:ブランドアカウントや共有チャンネルの場合、削除権限が付与されていない可能性があります。オーナーに権限を確認してください。
- アプリのバージョンが古い:YouTubeアプリを最新版にアップデートしてください。
削除したはずの動画がまだ表示される場合
削除操作を行ったのに動画が表示され続ける場合、以下を確認してください。
- ブラウザのキャッシュ:ブラウザのキャッシュが原因で古い情報が表示されていることがあります。キャッシュをクリアするか、シークレットモードで確認してみてください。
- 削除の完了確認:削除操作が途中で中断されている可能性があります。YouTube Studioで動画一覧を確認し、本当に削除されているか確認しましょう。
- 処理に時間がかかっている:まれにYouTubeのサーバー側で処理が遅延することがあります。数時間後に再確認してください。
誤って削除してしまった場合の対処法
残念ながら、削除した動画を復元する公式な方法はありません。しかし、以下の対処法を試す価値はあります。
- 元ファイルから再アップロード:パソコンやスマホに元の動画ファイルが残っていれば、同じ内容で再アップロードできます。ただし、以前の再生回数やコメントは戻りません。
- クラウドストレージを確認:Google Photos、iCloud、Dropboxなどに自動バックアップされていないか確認しましょう。
- YouTubeサポートに問い合わせ:極めて特殊なケースでは、YouTubeサポートに問い合わせることで対応してもらえる可能性がゼロではありません(ただし期待は禁物)。
今後の予防策として、アップロードした動画の元ファイルは必ず外付けHDDやクラウドストレージにバックアップしておくことを習慣づけましょう。特に重要な動画は複数の場所に保存することをおすすめします。
削除に時間がかかりすぎる場合
通常、削除は即座に完了しますが、まれに時間がかかることがあります。
- インターネット接続を確認:不安定な接続では処理が遅延します。
- 別のデバイスで試す:スマホでうまくいかない場合はPCで、またはその逆を試してください。
- 時間をおいて再試行:YouTubeのサーバーが混雑している可能性もあります。
動画を削除せずにチャンネルを整理する方法
動画を削除することに抵抗がある場合、削除以外の方法でチャンネルを整理することもできます。
再生リストで整理する
古い動画や見せたくない動画を、非公開の再生リストにまとめておく方法があります。チャンネルページのトップには表示されなくなりますが、動画自体は公開状態のまま維持できます。
動画の説明文で注意書きを追加
古い情報を含む動画の場合、動画を削除する代わりに、説明文の冒頭に「※この動画は○年前に作成されたものです。最新情報は新しい動画をご覧ください」といった注意書きを追加する方法もあります。
カード機能で新しい動画に誘導
YouTubeのカード機能を使って、古い動画から新しい動画にリンクを貼ることができます。視聴者を最新コンテンツに誘導しながら、古い動画も残しておくことが可能です。
終了画面の活用
動画の終了画面に、関連する新しい動画へのリンクを追加することで、古い動画を見た視聴者を最新のコンテンツに誘導できます。
チャンネルのセクションを活用する
チャンネルページのカスタマイズ機能を使って、表示したい動画や再生リストを目立つ位置に配置することができます。これにより、古い動画を削除しなくても、視聴者に見せたいコンテンツを優先的に表示できます。
YouTube Studioの「カスタマイズ」→「レイアウト」から、チャンネルのホームページに表示するセクションを自由に設定できます。おすすめしたい再生リストや新しい動画を上部に配置し、古い動画は自然と目立たなくすることが可能です。
チャンネルを長く運営していると、「昔の動画が恥ずかしい」「もう古い情報だ」と感じることもあるでしょう。しかし、その動画もあなたの成長の記録です。すべてを消す必要はありません。非公開にするか、注意書きを追加するだけで十分な場合も多いですよ。
YouTube動画削除に関するよくある質問
YouTube動画の削除についてよく寄せられる質問と回答をまとめました。
Q. 削除した動画を復元することはできる?
A. 残念ながら、一度削除した動画を復元することはできません。YouTubeにはゴミ箱機能がなく、削除は即時かつ完全に行われます。削除前に必ず元のファイルを保存しておくか、非公開設定への変更を検討してください。
Q. 動画を削除したのに検索結果に表示されるのはなぜ?
A. 検索エンジンのキャッシュが残っている可能性があります。Googleの検索結果に表示される場合、Google Search Consoleから「古いコンテンツの削除」をリクエストできます。通常は数日〜数週間で検索結果から消えます。
Q. 削除した動画のURLにアクセスするとどうなる?
A. 「この動画は利用できません」というエラーメッセージが表示されます。動画が存在しないことは他者にも分かりますが、どんな内容だったかは表示されません。
Q. 削除した動画の再生回数は他の動画に移行できる?
A. いいえ、再生回数を他の動画に移行することはできません。削除した動画の再生回数やコメント、高評価は全て失われます。チャンネル全体の累計再生回数からも差し引かれます。
Q. 著作権侵害の警告を受けた動画は削除すべき?
A. 状況によります。正当な使用と考える場合は異議申し立てができます。しかし、明らかに著作権を侵害している場合は削除をおすすめします。著作権侵害を繰り返すとチャンネル停止のリスクがあります。
Q. 子供が勝手にアップロードした動画を削除したい
A. お子さんのアカウントにログインして削除するか、YouTubeに直接問い合わせてください。13歳未満の子供が作成した動画については、保護者がYouTubeに申請することで削除できる場合があります。
Q. チャンネルごと削除する方法は?
A. YouTube Studioの「設定」→「チャンネル」→「詳細設定」からチャンネルを削除できます。ただし、チャンネルを削除すると、そのチャンネルのすべての動画、コメント、登録者、再生リストが完全に消えます。Googleアカウント自体は残ります。
Q. 削除した動画と同じ内容を再アップロードしても問題ない?
A. 基本的には問題ありません。削除した動画を再アップロードすること自体は禁止されていません。ただし、以前の再生回数やコメント、高評価は引き継がれず、ゼロからのスタートになります。また、SEO的にも新しい動画として扱われます。
Q. ライブ配信のアーカイブも削除できる?
A. はい、通常の動画と同じ方法で削除できます。ライブ配信のアーカイブもYouTube Studioの「コンテンツ」に表示されます。「ライブ」タブでフィルタリングすることで、ライブ配信のアーカイブだけを表示して管理することもできます。
Q. 削除後、同じURLで新しい動画をアップロードできる?
A. いいえ、同じURLを再利用することはできません。YouTubeの動画URLは一意のIDで管理されており、一度削除されたURLは永久に使用できなくなります。新しくアップロードした動画には、新しいURLが割り当てられます。
Q. 動画を削除するとGoogleドライブの容量は増える?
A. YouTubeの動画はGoogleドライブの容量にはカウントされません。そのため、YouTube動画を削除してもGoogleドライブの空き容量は増えません。YouTubeは独自のストレージを使用しており、Googleドライブ、Gmail、Google Photosとは別管理です。
Q. 削除した動画はYouTubeのサーバーからも完全に消える?
A. 公開されることはありませんが、一定期間はサーバーに残る可能性があります。法的な要請やポリシー違反の調査のため、YouTubeは削除された動画のデータを一定期間保持することがあります。ただし、削除後に一般ユーザーがアクセスできる方法はありません。
まとめ:YouTube動画の削除は慎重に判断しよう
この記事では、YouTube動画の削除方法について、スマホ・PC別の手順から注意点まで詳しく解説しました。
・削除した動画は復元できないため、削除前に元ファイルの確認を
・一時的に非公開にしたいだけなら「非公開」設定が便利
・スマホ・PC両方から簡単に削除操作が可能
・PC版では複数の動画を一括削除できる
・他人の動画に映っている場合はプライバシー申し立てを活用
・収益化チャンネルは削除による影響を考慮して判断
動画の削除は取り消せない操作なので、本当に削除が必要かどうか、一度立ち止まって考えることが大切です。「非公開」や「限定公開」という選択肢があることも忘れないでください。
- 確認1: 元の動画ファイルは手元に保存されているか?
- 確認2: 非公開・限定公開ではなく、本当に削除が必要か?
- 確認3: 削除する動画に残しておきたいコメントはないか?
- 確認4: 収益化している場合、削除による影響は許容範囲か?
この記事を参考に、適切な方法でYouTube動画を管理してください。動画コンテンツはデジタル資産です。一時の感情で大切な動画を失わないよう、削除の前には必ず立ち止まって考えることをおすすめします。
動画を削除したいと思った時こそ、一度深呼吸して冷静に判断することが大切です。後悔のない選択ができるよう、この記事が参考になれば幸いです。
